旅するデザイナー厳選!富山県のおすすめ観光スポット6選!国宝のお寺や美しい工芸品から地獄を体験をできるテーマパークまで
旅するデザイナーが富山観光のおすすめスポットをご紹介!実際に訪れた感想と合わせて紹介していますので、是非プランの参考にしてみてください♪
もくじ|タップですぐ見れます
富山市ガラス美術館
「ガラスの街とやま」のシンボル
光を反射してキラキラと輝くファサードが美しい、隈研吾氏が設計した「富山市ガラス美術館」。建物自体がもう巨大な現代アートのようです。
常設展|現代グラスアートの巨匠「デイル・チフーリ」
鮮やかな色彩と躍動感!巨匠デイル・チフーリの世界。繊細なのにダイナミック。ガラスなのにあたたかさを感じる。
常設展|トヤマ・フロート・ボート
富山平野を流れる神通川の漁で使用されていた笹舟と、117個のフロート(浮玉)の組み合わせた作品。このうち95個はチフーリ・スタジオと富山ガラス工房、富山ガラス造形研究所が共同して富山で制作したもの。
常設展|トヤマ・ミルフィオリ
ガラスでできた幻想的な花の世界。薄暗い空間にリードやフロートなどの要素をもつ様々な形のパーツが並んでいます。美しく輝くパーツがいまにも動き出しそうです。
企画展|トリエンナーレ形式で開催される「富山ガラス大賞展」
現代ガラス芸術の最新の成果を集め、その発展に貢献するために開催されるトリエンナーレ形式の国際公募展。こちらは2021年に審査員特別賞を受賞した松尾里奈さんの「C57BL/6」。
企画展|心を動かされる作品に出会えます
再生医療に動物が使われることへの違和感を表現している。作品名の「C57BL/6 」は実験用マウスの名称。あえて意味のわからない作品名をつけインターネット検索という行為を作品に取り込む事により、「検索によって意味持った言葉」と共に作品に向き合った時、そこに何かを感じる時間が流れて欲しいと考えた作品。
私が訪れた時の企画展は「富山ガラス大賞展」でしたが、年に数回、1950年代以降の現代ガラスを中心にさまざまな内容の展覧会が開催されています。
雲龍山 勝興寺
国宝に指定された「勝興寺」
日本海の沿岸部、富山県高岡市伏木古国府に位置する浄土真宗本願寺派の寺院。御殿のようなとても立派な美しいお寺です。国指定の文化財としては日本で8番目の規模を誇ります。実ならずの銀杏、天から降った石、水の涸れない池など勝興寺に伝わる七不思議があり、探しながらの見学も楽しいです。
「GO FOR KOGEI」の会場にも
富山、石川、福井の北陸3県を舞台にした工芸の祭典「GO FOR KOGEI」開催中は、展示会場にもなっています。GO FOR KOGEIの詳細はこちら。
GO FOR KOGEI|青木千絵「BODY 17-1」
漆の深い艶と独特のリアリティがある人体表現。艶めかしさがなんとも言えない。
GO FOR KOGEI|四代 田辺竹雲斎「WORMHOLE」
竹がまるで生きてるように見える不思議な情景。圧倒される体感型のアート作品。
能作 本社工場
錫で出来た食器や風鈴が話題の「能作」
曲がる金属「錫(すず)」の特性を生かし、自由な発想で躍進する鋳物メーカー「能作」の本社工場。目を奪われる約2500枚の木型は創業から現在まで実際に使われているもの。
海外でも大ヒットしている「KAGO」シリーズ
ショップでは、人気の「KAGO」シリーズやタンブラー、風鈴など、定番製品はもちろん、能作本社のみで販売している限定品も多数揃っています。アウトレット品も取り扱っています。
錫食器を使ったカフェも併設されています
富山の地元食材を使用した料理が楽しめる「IMONO KITCHEN」。錫の魅力を実際に体験できます。熱伝導率が高く手に馴染むタンブラーが最高です。
まんだら遊苑
地獄から天界まで五感で楽しむアートなテーマパーク
立山に伝わる立山曼荼羅の世界を「見・聴・香・触・空」の五感で体感できる現代アート展示施設。こちらは、地界の出発点となる「閻魔堂 地獄百景」。強烈な赤の世界と効果的な照明、さらに地響きのような轟音やうめき声によって強烈な地獄の世界が表現されています。
地獄の閃光が飛び交う通路「閻魔堂 音触鬼」
とても細く、人1人がやっと通れるほどの道。あちこちから鬼たちの叫び声が聞こえてきます。今にも餓鬼が息を吹きかけてきそうな雰囲気。
浄土とアートが融合する「天界窟」
7つの展示室は国内外のアーティスト7名によって、天界をイメージして作られた作品が展示されています。
極楽浄土をイメージした空間「天卵宮」
奥へと進んでいくと、広い空間の中心にはドーム状の不思議な形をした建造物があります。母親の胎内をイメージしたというこのドーム。母親の胎内が原点回帰となるわけです。
「闇の道」を通り元の世に再生
天界から現実へと回帰する「闇の道」。人は極楽が過ぎると堕落するもの。さあ、現実の世界へと戻りましょう。
地獄と極楽の疑似体験は驚き・発見に満ちていました。五感をフルに開いていろんなことを感じ取ってみてください。
立山サンダーバード
伝説のコンビニ「立山サンダーバード」
車でまんだら遊苑から富山市に向かって走っていたら、無数のクリスマスツリーが飾られている奇妙なコンビニを見つけたので、入ってみたら…。
えっ?くまのおにぎり???
思わず二度見してしまいました。ジビエを具に使ったおにぎりが普通に並んでます。他にも「しか」や「イノシシ」、「うさぎ」までありました。
サンドイッチのラインナップがさらに衝撃!
「チャーハンギョウザ」「たこ焼き&たこ唐揚げ」「おでん」…ここまではなんとなく理解できますが…「みたらし団子とウインナー」「ミルクレープ」「つぶあん団子と羽二重もち」「きのこたけのこチョコ」「月へ行こう!(アポロチョコサンド)」。二度見どころじゃなくなります。おもしろい、おもしろすぎる。後から知ったのですが、「ナニコレ珍百景」や「月曜から夜更かし」など多数メディアでも取り上げられている伝説のコンビニでした。この記事では珍しい商品をご紹介しましたが、うめのおにぎりや氷見牛メンチカツサンドなど普通の具もちゃんと売っています。
酒商 田尻本店
お酒のワンダーランド
旧森家土蔵群をリノベーションした酒屋さん。満寿泉の品揃えもワインの品揃えも目を見張るものがあります。
博物館のように美しいセラー
しっかりと温度管理されて、商品を大事にされてます。それぞれのお酒には、丁寧な説明書が付いているので、数ある中から選ぶときの参考になります。店主さんの想いが伝わってくる素晴らしい酒屋さんです。
今回ご紹介した富山の観光マップ
Google Mapで見る富山で買ってよかったお土産
能作 箸置8
富山県高岡市にある鋳物メーカー「能作」がつくった、錫100%の箸置き。永遠を意味する∞。末広がりの八。結婚祝いに人気の商品ですが、私は自宅で使用しています。 なかなか素敵な箸置きが見つからなくて悩んでいた時に発見!和食器にも洋食器にも合う便利な箸置きです。
「能作 箸置8」の記事はこちらSAYS FARM CIDRE
富山の里山にあるドメーヌ「SAYS FARM」のシードル。自社栽培してる林檎と西洋梨を使用した微発泡酒。都内のおしゃれなレストランでも見かけるワイナリーです。果実の味をそのまま愉しめるドライで爽やかな後味のシードル。西洋梨が入ってるからか、林檎の尖った感じがなくとても飲みやすい。ワインが好きな家族も美味しいと唸ってました!
「SAYS FARM CIDRE」の記事はこちら白えびせんべい
ちょっと変わり種の白えび煎餅。白えびの香りと甘味、サックサクの食感がクセになって、手が止まらなくなります。スナック感覚で食べられる一番好きな白えびせんべいです。
「白えびせんべい」の記事はこちら もっと富山県のおみやげを見る